「auの料金、ちょっと支払いが遅れただけなのに急に使えなくなった…」
「Wi-Fi環境ならネットもLINEも使えるし、このまま放っておいてもいいかも?」
そんなふうに考えていませんか?
しかし、auの携帯料金を滞納したまま放置してしまうと、“強制解約”という深刻な事態に発展する恐れがあります。たとえ一時的にスマホが使える状態でも、その裏では延滞金が増え続け、信用情報にも大きなダメージを与えてしまっているかもしれません。
しかも、一度でもauから強制解約されてしまうと、同じ電話番号は二度と使えなくなるだけでなく、他社キャリアとの契約も難しくなったり、クレジットカードが作れなくなるといった深刻な問題が起きる可能性も。
この記事では、以下のような疑問に対してわかりやすく解説していきます:
- auを滞納するとどうなる?強制解約までの流れ
- 強制解約された後に起こるリスクとは?
- 強制解約を避けるために今できる対処法
「ちょっと遅れただけだから大丈夫」と思って放置していると、取り返しのつかないことになるかもしれません。後悔しないためにも、今のうちに正しい情報を確認しておきましょう。
auの携帯料金を滞納するとどうなる?強制解約までの流れ
「支払いが数日遅れただけで、すぐにauが解約されるのでは…?」と不安になる方もいるかもしれません。しかし、結論から言えば、滞納=即解約とはなりません。
とはいえ、油断は禁物です。滞納状態を放置すると、最終的に“強制解約”という非常に重いペナルティへと発展するリスクがあります。
auの毎月の支払日は「25日」または「月末」に設定されているケースが多く、この日に口座引き落としができなかった場合、以下のような時系列で対応が厳しくなっていきます。
滞納翌日~:延滞金の発生
支払日に引き落としができなかった翌日から、年率14.5%の延滞利息が発生。さらに、スマホ本体を分割購入している場合には別途年率3.0%の遅延損害金も加算されます。
滞納から約1週間後:請求書や督促連絡が届く
滞納開始から数日〜1週間ほどで、ハガキでの請求書やSMS・電話(0120-925-447)による催促が届きます。この段階で未納分を支払えば、まだ強制解約は回避可能です。
滞納から約2週間後:回線の利用停止
支払いが行われないままさらに2週間ほど経過すると、通話・SMS・モバイルデータ通信が一斉に停止されます。つまり、Wi-Fi環境がない場所ではスマホとしての機能をほとんど失う状態です。
ただし、Wi-Fiに接続すればインターネット自体は利用できます。このため、「困ってないから大丈夫」と思ってしまいがちですが、これは非常に危険な状態です。
滞納から2ヵ月以上経過:強制解約
滞納が2ヵ月を超えると、auから“強制解約”が実行されます。ここまでくると、未納額を支払っても元の電話番号は二度と使えず、再契約も極めて困難となります。
また、信用情報機関に「延滞・異動情報」が記録されるため、今後のクレジットカード契約や他社キャリアでのスマホ契約にも悪影響が出る可能性があります。
au強制解約後に生じる5つのリスク
auの携帯料金を長期間滞納し、強制解約に至った場合、その影響は“スマホが使えなくなる”といった単純なものにとどまりません。電話番号の喪失や信用情報の悪化、他社との契約不可、さらには裁判に発展する可能性まで含めて、多方面に重大なリスクが及びます。
ここでは、auの強制解約によって生じる代表的な5つのリスクを詳しく解説します。
1. 電話番号が完全に使えなくなる
auで強制解約されると、現在使っている回線だけでなく、同一名義で契約中のau回線もすべて契約終了となります。最も注意すべきは、解約と同時に電話番号が失効し、二度と復活しないという点です。
たとえ未納分を清算して再契約ができたとしても、同じ電話番号は利用できず、新しい番号が割り当てられます。これにより、以下のような支障が出る可能性があります:
- 長年使用していた番号を失う
- 家族・友人・仕事関係者にすべて変更の連絡が必要
- SNSや会員サービスなどに登録していた番号の変更手続き
電話番号の変更は生活全体に影響を及ぼすため、「強制解約=日常生活の不便化」と考えておくべきでしょう。
2. 信用情報に傷がつき「ブラックリスト」扱いになる
auを提供するKDDIは、CICやJICCといった信用情報機関に加盟しており、契約者の支払状況や解約情報を共有しています。滞納期間が**61日以上(または3ヶ月超)**に達すると、信用情報に「異動」として記録され、いわゆる“ブラックリスト”状態になります。
ブラックリスト入りによって起こる影響は、以下のとおりです:
- クレジットカードの新規発行・更新が不可
- 銀行や信販会社のローン審査に通らない(住宅ローン、自動車ローンなど)
- 携帯電話本体の分割購入ができなくなる
さらにこの「異動情報」は、完済後も5年間は信用情報に残るため、リカバリーには相応の年月が必要です。
3. 他キャリアとの契約が困難に(携帯ブラック)
auが強制解約されると、その情報は電気通信事業者協会(TCA)を通じて、ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルなど他キャリアにも共有されます。
この業界内で共有される“契約トラブル情報”によって、あなたの名前は「携帯ブラック」としてマークされる可能性が高くなります。
携帯ブラックになると:
- 大手キャリアでの新規契約やMNP(番号乗り換え)審査に通らない
- 分割購入がNGで、一括購入しか選べなくなる
- 格安SIM会社にも断られることがある
結果的に「スマホを持ちたくても持てない」という状態に陥るリスクが高まります。最悪の場合、家族名義や法人名義を使うしかなくなるというケースも。
4. 分割残債などの一括請求が発生する
auを強制解約された場合、未納の携帯料金に加え、スマホ本体の分割残債が“全額一括請求”されるケースが非常に多く見られます。
たとえば、iPhoneなどの高額端末を分割で購入していた場合、数万円~10万円以上の請求が一気に届くことも珍しくありません。
これは、KDDIの契約規約にある「期限の利益の喪失」に基づいた措置です。つまり、分割で支払う権利(=期限の利益)を失い、残額すべてを即時返済しなければならなくなるというわけです。
「分割だから負担が少ない」と思っていた人ほど、この一括請求の衝撃は大きく、支払いが困難になるリスクが高いのです。
5. 弁護士事務所からの督促 → 裁判・差押えのリスク
auからの支払い督促を無視して滞納を続けていると、KDDIは債権回収業務を弁護士事務所(例:星川法律事務所)に委託します。すると、次のような事態が進行していきます:
- 弁護士事務所から督促状・内容証明郵便が届く
- 返済に応じないと「債権譲渡」が実施される
- 少額訴訟を起こされる → 財産差押え
裁判に発展すれば、銀行口座や給与の差押えが行われ、さらに勤務先に裁判所から差押え通知が届くため、職場に借金の存在がバレる可能性もあります。
この段階まで進んでしまうと、弁護士による任意整理などの対応も難しくなり、自己破産や個人再生といった法的手続きしか選択肢が残されていない状況になります。
au利用料金を滞納中の支払い方法と注意点
「気づいたらauの携帯料金を滞納していた…」
「口座残高が足りずに引き落としに失敗していた…」
このような場合でも、再振替(自動で再度引き落とされること)は行われません。そのため、利用停止や強制解約を防ぐには、自分で支払い手続きを行う必要があります。
ここでは、滞納中でも利用可能な支払い方法と、それぞれの注意点について詳しく解説します。
① コンビニで支払う(請求書がある場合)
滞納から約1週間以内に、auから請求書(ハガキ)が自宅に届くのが一般的です。この請求書があれば、全国の主要コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)でそのまま支払うことが可能です。
支払手順:
- 請求書を持参
- レジで提示
- 現金で支払い(※一部店舗では電子マネー対応もあり)
注意点:
- 請求書の有効期限を過ぎると支払いできなくなることがあります。
- 請求書の発行には220円の手数料が加算されます。
- 2023年12月以降、**期日後支払いにはさらに330円の「支払い手数料」**が追加されている点に注意しましょう。
② auショップで支払う(請求書がなくてもOK)
「請求書を紛失してしまった」「まだ届いていない」という場合でも、お近くのauショップに本人確認書類を持参すれば支払いが可能です。
必要なもの(いずれか1つ):
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 在留カード など
支払方法:
- 現金払いのみ(クレジットカードやQR決済は不可)
ポイント:
- 請求書を持参していれば、本人確認書類は不要な場合もあります。
- 営業時間や混雑状況に注意して、余裕をもって来店しましょう。
③ My auで支払う(クレジットカード決済)
外出が難しい、店舗に行く時間がないという方には、au公式サイト「My au」からの支払いが便利です。
ログイン後、滞納金額の確認・クレジットカード決済が24時間いつでも可能です。
利用条件:
- 3Dセキュア(本人認証サービス)に対応したクレジットカードが必要
支払いの流れ:
- My auにログイン
- 「料金のお支払い」メニューを選択
- クレジットカード情報を入力して決済
注意点:
- 利用明細に「期日後支払い手数料330円」が加算されます。
- 過去に何度も延滞歴がある場合、クレカ決済が一時的に利用できないケースも。
まとめ:au滞納は放置NG!強制解約によるリスクが大きい
「Wi-Fiが使えるから大丈夫」と思ってau料金の滞納を放置していませんか?
実はその油断が、強制解約や信用情報のブラックリスト入りといった取り返しのつかない事態を招く可能性があります。
滞納を続けた場合に起こる主なリスクは以下のとおり。
-
2ヵ月以上の滞納で強制解約
→ 同じ電話番号は二度と使えなくなる
→ auとの再契約も原則不可
-
信用情報に傷がつく
→ クレジットカードやローン審査に通らなくなる
→ 異動情報は完済後も5年間記録され続ける
-
携帯ブラックとして扱われる
→ 他キャリア(ドコモ、ソフトバンク等)との契約も困難に
→ 新規契約や機種変更の審査に影響
-
未納額の一括請求
→ スマホ端末の分割残債もまとめて請求される
→ 数万円〜十数万円単位になることも
-
弁護士事務所からの督促→裁判・差押えの可能性
→ 銀行口座や給与が差押えられる
→ 勤務先に裁判の事実が知られるリスクも
このような深刻な状況を防ぐために、今すぐできる対策を取りましょう。なお、上記のようなリスクはauだけでなく、他キャリアでも同様に発生します。例えば、ドコモ料金を滞納すると強制解約のリスクが発生します。
たった一度の滞納が、5年先のあなたの信用を傷つける可能性があります。
「ちょっとくらい大丈夫」が命取りになる前に、できることから動き始めましょう。
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